ハワイ(ホノルル市内カカアコ)で起きた白昼の日本人暴行事件!海外挙式におけるリスク

※画像:イメージ画像



ホノルル市内カカアコで起きた日本人旅行者を狙った暴行事件

 

事件概要

 

2018年5月28日の昼頃、ハワイのカカアコで日本人旅行者が現地の人に襲われる事件が起きたという衝撃的な記事を読みました。

 

カカアコはウォールアートで有名なエリアで、最近だとSNS映えする写真が撮れるスポットとして人気があります。

 

位置的に見ても、ショッピングセンターで有名なアラモアナの隣にあるため、アラモアナとカカアコを組み合わせて計画する人も多いかもしれませんね。

 

 

このカカアコで公衆トイレを利用しようとした日本人男性の旅行者が、複数の現地の人に歯を折るほど顔面を殴打され、またその異変に気付いた男性の妻も首を絞められて気絶させられてしまったそうです。

 

この事件は、在ホノルル日本国総領事館のホームページでも取り上げられていて、カカアコに対する注意喚起を促しています。

 

在ホノルル日本国総領事館 カカアコ地区に関する治安上の注意喚起

 

私たちの挙式が2018年の1月25日だったので、その約4ヵ月後というとても近い時期にこの事件は起こっています。

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海外での行動には細心の注意が必要

 

 

ハワイでも事件に巻き込まれるリスクはあるということ

 

海外の公衆トイレはとても危険だとよく言われます。こういった事件に巻き込まれるリスクがあるからです。

 

私たちも毎年海外に旅行に行っている中、確かにアジア圏、特に日本と比較して途上国であったりすると(アジア圏でなくとも)、言われずともこのリスクを感じて公衆トイレを使うことはありません。

 

バリ島の観光スポットでは、公衆トイレを近くの何らかのショップの人間が有料にしていたりもしていましたが、その空気感そのものも怖いです。

 

ただハワイは、行ったことのある人はみんなハワイは良いと言いますし、有名人が正月に休暇で行くような少し贅沢で楽しいビーチリゾートといったイメージも強くあります。

 

経済・産業が発達しているアメリカで、日本よりも物価の高いピーチリゾートとなると、どうしてもそのリスクを軽く考えてしまいがちになる気持ちはわかる気がします。

 

公衆トイレであったとしても、人気スポットにあるトイレでしかも明るい日中帯であれば、私たちに置き換えたとしても公衆トイレを使ってしまうのかもしれません。

 

こう考えると、大半の人はこの事件に巻き込まれてしまっていた可能性があったのかもしれません。

 

ですが、もう1度書いておきますが、海外の公衆トイレは非常に危険です

 

それこそ、クスリの受け渡し等で使われている可能性すらあります。

 

トイレのような狭いスペースに自分しかおらず、しかも身動きがとれない状態で襲われたら手も足も出すことは出来ませんし、またその状態になるのを相手も狙っています。

 

今回の事件もそうですが、こういったハワイの事件は日本で殆ど報道されていないので、ハワイは治安の良いイメージがついてしまいますが、やはり海外では行動に細心の注意が必要です

 

特に旅行者は、何か起きた時の対応知識も現地ルールもわからないことも多いため、狙われやすい(狙いやすい)です。

 

私たちが日本で外国人を見た時に、その方が旅行者なのか日本に住んで働いているのか、ある程度は見分けが付くのと同じように、現地での私たちはやはり旅行者と認識されていると思います。

 

羽田と成田からそれぞれホノルルへの直行便が毎日3本ずつ出ているとするならば、毎日数千人の日本人が観光や挙式でハワイに訪れていることになります。

 

それだけの数の訪問者がいれば、海外に不慣れな方もいるでしょうし、ハワイの楽しさを満喫してリスクが頭から離れてしまうケースもあるのかもしれません。

 

ですが、海外ではリスクに合う可能性を頭の片隅に常においておいて、次の行動をとるときにその行動とリスクを照らし合わせることが必要です。

 

海外旅行保険

 

この事件の被害に合われた方は、現在治療費をクラウドファンディングのような形式でネットで募金を集めています。

 

※下のリンク先は、暴行されて晴れ上がってしまった男性の顔が掲載されているので、見たくない方はリンクを押さないで下さい。

 

[gofundme.com] Japanese Tourists Brutally Attacked

 

治療費が日本円にして500万円以上するそうですが、この男性は海外旅行保険に入っていなかったようです。

 

被害に合われた方を責めるつもりはないのですが、この点を見るとハワイであるからといって海外でのリスクを少し軽く考えていたのかもしれません。

 

 



挙式どころではなくなる

 

リスクを頭に入れて楽しむ

 

ワイキキやアラモアナからも程近いカカアコで起きてしまったこの事件はとても衝撃でしたが、海外では常にリスクを考えて行動しましょう。

 

ワイキキの中心部でも、夜の11:00を過ぎると飲食店を含むショップは殆ど閉店になるため、人も明るさも徐々になくなっていきます。

 

私たちが宿泊していたモアナサーフライダーの目の前のカラカウア通りは、それでもまだ少し明るかったりもしますが、その1つ奥のクヒオ通りになっただけで雰囲気が変わります。

 

クヒオ通りでは、毎年1度は発泡事件が起きるといった話もありますし、更にその奥の通りには私たちは行きませんでした。

 

夜に人が集まる通りの2本先にいっただけでどんなリスクがあるのか読めないです。

 

海外を楽しみたい気持ちはわかりますが、幾度となく来ている場所でもなければホテル近辺や人が集まるスポットでも充分楽しめますし、何も人のいない危険(かもしれない)ほうにわざわざ探検気分で行く必要もないと思います。

 

私たちの誰かがこういった事件に巻き込まれてしまっては、それこそ挙式どころではなくなってしまいます。

 

正直、私たちの両親はそれぞれが初めての海外旅行であったりもしたので、もう少しこういったリスクを伝えておいても良かったなと思っています。

 

無事に挙式も出来ましたし、無事に全員がそろって帰国も出来たので楽しい思い出でいっぱいになりましたが、こういったリスクが現実になるということだけは頭の片隅において、そのリスクは避けるような行動と準備が現地では必要です。

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