※画像:イメージ画像
海外挙式ではゲストがサプライズを仕込むのは難しい
故にサプライズは想定の範疇を超える
私たちのハワイ挙式には、親族の他に若干名の友人にもゲストとして参加してもらっています。
今回は、そんな友人ゲストが私たちのハワイ挙式のための準備してくれたサプライズについて掲載します。
私たちは友人達によるこのサプライズを全く想定してませんでした。いや、出来ませんでした。
国内での2次会パーティ等であれば、友人が主導となって進めてくれる要素も多いので、サプライズを仕掛けるタイミングだったりを図ることは可能です。
もしかしたら、新郎新婦側としてもそのサプライズを察することが可能かもしれません。
ですが海外挙式においては、挙式・パーティにまつわる全ては新郎新婦とウェディング会社の各担当の方々のみで決めていきます。
この範囲内でしか情報は共有されず、またゲストとウェディング会社の担当者が接触する機会も挙式当日しかありません。
海外挙式の場合はこういった状況下にあるため、私たちにとってはサプライズは想定の範疇を越えていました。
そうした中で友人ゲスト一同が仕込んでくれたサプライズについてです。
友人ゲストが仕込んでくれたサプライズ内容
サプライズシーンはチャペルでの挙式中
サプライズシーンは、パーティ時ではなくまさかのチャペルでの挙式中、その終盤です。
新郎がチャペルに入場するところから始まり誓いのキスまでが、言わば挙式におけるメインシーンです。
アロハ・ケ・アクア・チャペルの式次第はこちら。
サプライズが仕込まれていたのはその後の結婚証明書へのサインセレモニーの時でした。
この結婚証明書はハワイの木で作られた証明書で、新郎新婦の他にも証人としてゲストから代表者を2名選び、その方々にもサインしてもらうといったことをします。
法的なものではなく、一種のセレモニーです。
新郎の父親にはその後のパーティでの乾杯の挨拶、新婦の父親には花嫁とバージンロードを歩くといった役割があるため、この役割は大体それぞれの母親になります。
サプライズ内容
この証明書への記入は新郎から行います。
記入台には用紙も筆記用具も準備されていたので、いざサインをしようとしたところ、ウェディング会社の挙式サポートスタッフから別の筆記用具が出されました。
「ご友人様からです」と差し出されたサプライズプレゼントはモンブランの万年筆とメッセージカードでした。
驚いたというよりは自然と笑みがこぼれて、チャペル後方に座っていた友人達のほうを振り返ってみるとお互いに笑っていました。
プレゼントありがとう → どういたしまして、なのか、何でこのセレモニーのこと知ってるんだよ? → 余裕で調べはついてるんだよ、なのか果たして一体ということろです。
その場は目の前の証明書にサインして万年筆を次に書く新婦に渡すことが優先だったので、こんな疑問が湧いてくるのは少し後になってからです。
どのタイミングで仕込んだのか?
いつ準備したのか?
なぜ結婚証明書にサインするセレモニーを知っていたのか?
担当者とどこで接触したのか?
サプライズ仕掛けに対する疑問と回答の後日談
後日談です。友人ゲストが海外挙式でサプライズを仕掛けるタイミング・交渉・準備についての疑問と回答です。
なぜ結婚証明書にサインするというセレモニーを知っていたのか?
後から思い返してみると、友人の1人とこんな感じのLINEのやり取りをしていました。
友人:ハワイの結婚式では、指輪の交換の他に結婚証明書みたいのにサインとかするの?
私:なぜそれを知ってるんだー?笑
友人:知ってまっせ!それとホテルの手配も終わったよ
ハワイ挙式で結婚証明書にサインするというのはネットで調べていたようで、私たちの式でもそれを行うのかどうか、実はこのLINEで確認が入っていたようです。
後から思い返せばサプライズの気配が出ていたのかもしれませんが、最初に書いた通り、海外挙式では想像の範疇を越えているためサプライズは新郎新婦の頭の中にはまるでありません。
ホテル手配も終わったと話しが転換されていますし、ハワイ挙式をした人が周りにもいるのか、ネットで見たのかな程度の受け止め方しかこちらは出来ませんでした。
いつ準備したのか?
プレゼントの品については日本で準備していたようです。
またメッセージカードは現地に着いた挙式前日に書いた友人もいれば、当日送迎のリムジンの中で書いた友人もいるようです。
ウェディング会社の担当者と接触して仕込んだタイミングは?
上でも書いていますが、ウェディング会社の担当者とゲストが接触するタイミングは挙式当日しかありません。
そもそも挙式当日の現地担当者が誰なのかは、新郎新婦でもその日が初顔合わせです。
実は挙式当日、親族・友人等のゲストは新郎新婦よりも一足先に会場入りしています。新郎新婦の到着を出迎えるためです。
ゲストにもリムジン送迎が手配されていて、そういう段取りになっているので、新郎新婦が先に着いてしまったりすることはありません。
サプライズを仕込むタイミングとしてはベストです。
段取りに沿って先に会場入りした友人ゲストが、新郎新婦がまだ到着していない状態で担当者と接触出来るタイミングがここにあります。
挙式サポート担当者の配慮
また、挙式当日のまさに直前に聞かされたウェディング会社の担当者が機転を効かせて快諾してくれたことも、サプライズを実現させるためには必要です。
実はこういった友人からのサプライズは、毎日のようにウェディングを催している会社の担当者からすれば、そこまで珍しいものではないのかもしれません。
まとめ
※画像:イメージ画像
友人達に感謝
友人ゲストの中でハワイ挙式を挙げた、もしくはハワイ挙式に参加したという経験の持ち主はいませんでした。
ということは、サプライズを入れようと考えて事前にネットでハワイ挙式の流れを調べたり、経験者にヒアリングしたりしてくれたということです。
そんなことが垣間見えるこの万年筆は、挙式後とても大切な想い出の品になっています。
新郎新婦側からしたら、この時のことを一生忘れることはありません。
プレゼント系のサプライズであればパーティ時でも可能
実際ハワイ挙式を挙げてみて思うことですが、プレゼント系のサプライズであればパーティ中でも可能だと思います。
本ページで説明した通り、挙式当日には担当者と交渉するベストなタイミングもあります。
私たちのパーティ進行の流れについては、こちらのページで詳細を掲載しています。
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